無垢材フローリング(檜)のウレタン塗装

今回は、新しく無垢材フローリングに張り替えるということでしたが、貼ったあとに傷や水こぼしの跡などをつけたくないという要望によりフローリングを施工する前に塗装することになりました。無垢材の場合は、オイル系やミツロウ系など現在は多種多様ですが、今回は床暖を設置するということもあり、ウレタン塗装にて施工することになりました。

施行前に

予め必要になる材料を用意していきます。今回はウレタン塗装ですので、実際に塗る面積に合わせて材料を発注しますが、クリアでも無垢材に塗布した際に塗る前の色と色が多少変わるので注意しておきましょう。またサンディングを行ったあとウレタンを順番に塗布していきますが、3〜4回ほど同じ作業を繰り返して塗布する為、塗布後の乾燥時間も考慮した材料の方がいいです。

サンディング

塗装前に表面を磨いておきます。塗料が乗りやすいように#150〜#180前後で表面を研磨していきます。研磨後は表面にバリが出てきますのでサンディングを行いサンディング後のとの粉は綺麗に拭き取りましょう。施工時にはベルトサンダーなどがあると更に便利に施行していくことができます。塗布後は#320でサンディングを繰り返し3〜4回ほど繰り返していきます。

ウレタン塗装

サンディング後にウレタン塗装をしていきます。今回はワシンさんのアクレックス2液タイプのものを使用しました。2液タイプのものは乾燥時間も短く1回の塗装で4〜6時間前後で硬化していきます。今回はクリアを仕上げ色としています。着色などが必要になる場合はその前に塗布する必要があります。乾いた後はまたサンディングを行います。

無垢フローリングの仕上げ

今回は、塗布前のサンディングを#150、塗布後のサンディングを#320で1回目と2回目を繰り返したあと#400で仕上げの塗装前にサンディングを行いウレタン塗装後に#800にて研磨ました。フローリングの裏面は必要なさそう見えますが、表面だけの場合、板がそり返りますので裏面も塗布することをお勧めします。梅雨時ですとなかなか大変な作業です。

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