和室の冬が寒いのと雨漏れ跡が気になると相談受けて、天井を直したいという要望がありましたので、本日は天井の修理に来ました。老朽化により少し天井がたるみがありおかしいのかなと思いつつ天井を解体し、1階と2階の間の中天しに入ってみると古い家なので野ぶちもなく、断熱材も入っていないので修理することになりました。
長い期間を経て数十も住んでいると部屋の片隅にこのような雨漏れ跡はないですか?今回は、屋根は以前修理したけど、家の中の天井が気になるというお客様も多いと思います。
天井の中天を見てみると、以前の屋根の構造がわかります。従来の在来住宅(30年〜50年以上)の天井は、野ぶちも少なく断熱材も入っていない為のが主流なので解体も半日から1日程度で終わります。
火打ち梁も過去の大きい地震で少し曲がっていた為、数本交換しました火打梁(ひうちばり)は、木造建築で床組みや小屋組みの構造を補強する際に使用される斜めの金物で梁主に地震や台風などの外力によって生じる水平方向の変形を防ぐ役割を担います。他の補強金物取り付けも天井を解体したことのタイミングが一番最適な時期です。
新しい中天の取り付ける為、以前とは構造をいっそうして、野ぶち受けをつけて、野淵と断熱材を取り付けています。今回は10cmの断熱材を新設しました。これで冬も安心です。
今回の仕上げはクロス貼りになるので、ボードで下地を仕上げます。完成もいよいよ近くなりました。